町長選挙

1月23日葉山町町長選挙がある。現職の守屋61歳。
3回連続出馬で連敗中の森65歳。新人だが建設業界出
の近藤64歳。学歴は守屋が国学院、神社の宮司
森は明治商学部経営コンサルタント、時には総会屋の
顔ももつ。近藤は学園紛争で有名な横浜国大工学部。
1級建築士で海外プラント建設で有名な日揮出。
守屋は原住民(3代前からの住民)に圧倒的な人気。
先住民(2代前からの住民)は森。
新住民(20年前からの住民)は近藤か?。
新住民が人口の4割占めるが、彼らは投票にゆかない。
結局守屋が公明党の力を借りて7千票ぐらいで勝ち、
の予測。
葉山は海と緑にかこまれて、遠くに富士山を眺め、
夕日のすばらしさは絶品。いいのは景観だけで
町役場は親戚ゾロゾロ、道はデコボコ
で国道沿いの歩道は歩けたもんじゃない。車椅子はおろか、
バギーさえ通れないひどさだ。
葉山に憧れて引っ越してきた高所得の住民は、<しまった>
と多くの人が嘆いているのが実情だ。

気にいってたトピが消えた。

ヤフーの掲示板で<トルコのリビエラアンタルヤの12ヶ月>が
心ない書き入れに耐えかねて、消えてしまった。
この作者は、トルコの地中海沿岸のリゾート地で名高いアンタルヤ
トルコ人のご主人と生活していて、トルコの風物詩や、生活習慣
地中海の海の変化などをスケッチしてくれていた。
私もアンタルヤに数回訪れ、地中海で泳いだり、魚釣りしたり、
小型木造船でクルージングしたり、おもいでがいっぱいの土地である
ので、よく読んでいた。
葉山に移ってきたのも、地中海のあのキラキラ光る真っ白な海、
KARADENIZ<白い海>と呼ばれるあの海に日本で一番近い感じの
海があったからだ。
アンタルヤにまた行ったら、ひょっとしたらそのトピの主に会えるかも
知れない。なにせこの地には日本人が7人しか住んでいないんだから。

晩秋

このところ、忙しくて書く暇がない。
選挙を手伝っているので、人には良く会う。
いろんな人がいるもんだ。
想像を絶するほど厚顔な女性。その傍で、ニコニコ顔の男候補者。
人の政策を平気でパクッテ知らん顔のひと。
ちょっとのことで、袂を分かつ人。
葉山原住民、先住民、新住民。と色分けす人。
ふだん何も見えなかったものが、よく見える。

夏の終わりに、最上の楽しみ。

短パン、Tシャツ、ビーサン、サングラスだけで過ごした夏が終わった。
泳ぐヒマがなかった。というより、あまりの暑さで、昼に外に出るのが、イヤだった。
今年の夏の収穫は、NPOを1つ、作ってあげたことだ。
いつ生まれ、いつ消えたか、わからないのが、無数にある葉山のグループ。
その中で、8年も続いているグループがあり、その人たち支援する意味で、
NPOの組織にしてあげた。このことにより、永続性が保て、差別化できるはずだ。
彼らはことのほか、喜んでいた。
人に喜ばれることをするのが、一番たのしい。
人生で、これが最上の生き方だ、と思っている。

「またぎ」とトルコのアナトリア蜂蜜売り

「またぎ」は東北の山岳民族で熊、鹿、猪、を捕って食べ、各地を放浪している人々
のことだが、現代ではいない。レストランまたぎは親父が自分で東北や北海道にでかけ
鉄砲で熊、鹿、猪と仕留め、現地で捌き、冷凍して葉山に送り、客に食べてもらう方法
で、いわば自給自足の店であり、それが人気をよんでいる。熊の肉が一番おいしく、旬は
1月頃だ。葉山の文化人はよく来るというが、だれが文化人なのかかいもくわからない。
画家?、もの書き、それとも何で食ってるのかわからない人たちのことか。
ここは、平均以上の人しか住めない街だから、正体不明の人がゴロゴロいる。
そんな人がこの店をささえている。この店の5軒ほど隣に焼き鳥やの店が半年前にオープン
したが、だれも行かなくて、1ヶ月でつぶれた。
ところで、同じ山岳民族でも、トルコのアナトリア高原に棲息する蜂蜜売りはその移動
範囲がすこぶる広い。かれらは、人里はなれた山中にハチを養殖し、その蜜を路上で売って
生活している。アンタリアから30キロほど北の山中にいるときいて、土地のガイドに
連れて行ってもらったことがある。100ドルで、1箱(格子状の板の両面にはちみつが
いっぱい詰まった殻のまんま5キロほど)。これを4箱買って帰ったら、その密度の濃さは
日本で売っている蜂蜜の数倍はあり、大変喜ばれた経験がある。この蜂蜜売りは、これから
コンヤ(600キロ先)へ行くという。向こうでも養殖しているので、その収穫のためらしい。彼らは家をもたず、車の中で生活している。アナトリア高原は日本の3倍はある大平原だから
場所には困らない。シリア、サウジに住むベドウイン族とおなじだ。
人間いたるとこら青山あり、だ。

延期日が決定しました

これ、葉山花火大会が雨で、延期、また延期、3度目の正直で8月17日に決まった特の
アチコチバス停、新聞の折込にはいったチラシの文言だ。
いかにも役所らしい表現だが、当日はあいにく、夕方からまた雨。それでも人はまばらに
しかでないのに、うちあげた。音だけがでっかくて、1100発。
チラシの裏、協賛社の名前がやく100社。多いのが・・保養所。・・寮。この数年で消え
たのがNTT,大蔵省、神奈川県警、長銀、など大手のリストラ会社。新しくきたのが
リクルート、ソーテック、アサヒビール、そして30坪前後の1戸建新住民たち。
この5年間で、500戸、2千人増えた。マンシオンも含まれるが、もう葉山には5F以上
のマンシヨンは建たない。15メータ以上の建物はみな禁止になったからだ。
新住民たちは、2人に1人はメルセデスのワゴンを買っている。何に乗ろーと自由だが、
熊の肉を食べさせるので有名な<またぎ>の親父は「ベンツなんて葉山じゃ、大衆車よ」
と軽蔑しているから面白い。この店の話は次にする。

ジャックラッセルは大変だ!

うちの犬<ジャックラッセルテリア>3歳は散歩のとき、動きが速いので
追いつくのに大変だ。
ボールが好きで、バレーボールはもちろん、テニスボールは見つけると、飛んで
いってはなさない。散歩ルートにテニス場があり、暇な奥様方がフエンス越しに
とばすボールが草むらに散在しているので、ひらうボールにはことかかない。
ジャックラッセルのオフ会というのが春秋に御用邸裏の一色海岸であり、横浜
辺りからもやってくる。どの犬もよくしつけられており、感心させられるが、
みな走るスピードにはついてゆけないようだ。
ジャックラッセルを買う時、お宅はマンションですか、と尋ねられたことを
おもいだす。家が狭いと、この犬は走り回るので、むりですよ、言っているのだ。
失礼な言い方だ。
たまたま一軒家だったので、よかったが、マンション住まいに人だったら、
その一言で買わないだろう。