エーゲ海と地中海の境界線

もう1回地球儀をみよう。ギリシャを左に、中央にエーゲ海、右にトルコがある。その海は島がいっぱいあって、その数400.だからエーゲ海多島海ともいうが、その一番下にクレタ島がある。クレタから両サイド斜め上に一直線のばした、左はギリシャ、右はトルコにぶっつかる所から上がエーゲ海だ。
場所でいうとトルコ最南端にカシュKas、人口5千の町がある。ここを基点に左、西方がエーゲ海、右、東方が地中海、もちろん下、南方も地中海だ。この分水点は、ガイドにきいた。確認のため、ガイドブックや
現地の本で調べたが載ってなかった。彼らにとって境界線などどうでもよいことなのかもしれない。沿岸は魚がとれない。だから沖に魚つりに
行こうとしても、釣竿1本、ボート屋は持ってなかった。糸とハリ、子エビのえさだけで、舟からたらすだけだ。タイが釣れるといったが、
5時間で全然だめだった。2回つりにいったが、あたりナシ。最後は
泳ぎに夢中になったほどだ。
言語学的にいえば、地中海の海はコバルトブルー、紺碧の海と形容されるが、実際はギラギラ光る太陽光線が海に反射するとキラキラと白く光る、だから白い海の意味で<Akdeniz>と地図ではいう。
北の方の黒海は冬場に行くとわかるが黒ずんだ色だ。夏場にボスホラス海峡のクルーズにのると、黒海の入り口までいって黒海をみると黒味がかって見える。黒い海 Karadeniz,とはよくいったものだ。